【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第22章 上弦の鬼という存在
若い男ばかり食らっていたのは
最愛の息子と無意識に重ねていたから。
腹にデカい口があるのは、
腹の中に戻してでも守りたかった無念。
最後の時、自分に崇拝させるのは
安心させたいと言う優しい心。
あの酷い 幻覚 は不安を感じるほど危険な時は
自分など見捨てて逃げて欲しいと言う願望。
死を意識した時に狂喜乱舞するのは
死に直面した時だけでも強くなり、
生きて欲しいという縋るような願い。
体術が異常に優れていて、
常に好敵手を探していたのは
自分の強さは醜い人間を倒せるのだ
自分はもう弱い人間ではないという自己暗示。
「全部あなたの優しい心が、残留思念として
鬼の部分に訴えかけて、鬼 という身体を
ひたすら突き動かしてるだけの事。」
睡『優しい 心 がわらわの…鬼の核なのか?』
「睡蓮の言う通り、鬼は純粋で強い。
だって人の優しい部分が作り上げた
思いの籠った悲しいまやかしなんだから。」
睡『………結局、いちばん強いのは…
鬼になっても消えぬほど強い人の想い…。
想いだけしか無いから。コレを忘れていたのか。』