• テキストサイズ

【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第22章 上弦の鬼という存在


□睡蓮の詩



「睡蓮、ちゃんと見えてる?
私は貴方にこれを見て欲しいの。」



睡蓮の花には様々な花言葉がある。

清純な心 信仰 慎み深さ。

美しく、優しい印象のその花は
西洋の花言葉で 清らかな心 と表されるほど
まるで穢れなど知らぬ様な無垢な花である。


しかしその一方で、
冷淡・終わった愛・滅亡 といった
冷たい花として意味を込められる事がある。

冷えきった印象のその言葉達は
神話や逸話から引きずり出された物が多く
結局の所 信仰 に近い何かと非常に関連深い。

この 睡蓮 と言うこの鬼も、その名の花のように
2面性をもった冷たくも美しい。そんな鬼だ。




睡『……コレは…なんじゃ?』

2人は抱き合ったまま光に包まれた後
先程とは全く違う空間に立っていた。

どうやらの 雫想詩 は、
小刀が対象物に近いほど
映像が鮮明に映し出されるらしい。

今回は睡蓮本体に突き刺さっていた為
まるでそれは現実の様に鮮明な映像だ。

全く違う空間。そう思うほどにそれは
ハッキリと2人の前に映し出されている。

/ 1763ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp