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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第22章 上弦の鬼という存在




はその睡蓮の焦る様に
ニコリと微笑むと、
掴んでいた右手をぱっと離して語り出す。


「私の体って異常でね?
力を入れると筋肉が修復するの。
だから今は貴方の腕を筋肉が巻き込んで
ガッチガチに固定してるのよ。」

ほら、だから手を離しても抜けないの。
そういう顔は無邪気に笑っているが
相変わらず禍々しい気迫をまとっており
その顔との差異がまた恐怖心を抉り出す。


「ふふ、睡蓮………つーかまえたっ!!
もう、……絶対に逃がさないからね。」


睡蓮の額には冷や汗が滲む。
挙句手までも震えだしこの娘に喰われる。
そんな錯覚まで頭をよぎり出した。


睡『………どちらが鬼か…分からぬ。』


人に喰われると思わされるなど、
そんなことがあるのかと冷静な部分が
問いかけるが事実今、そうなのだ。


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