【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第22章 上弦の鬼という存在
もういいか興醒めだ。と手を引き抜こうと
すると掴みかかっている右手に力が入り
___ベキョッ。と音を立てて腕が折れ曲がる。
睡『……っ。…。
お前はやはり……人ではないじゃろう…。』
死にかけの身体の何処にそんな力があるのか。
驚愕してその折れた腕を見つめたあとに
相変わらずクスクス笑うの顔に
目を向けるとそこには明らかに 幻覚 を見ていない
自信に満ち溢れた目をしたが、
こちらを薄笑いを浮かべて見つめていた。
「鬼さんこちら………手の鳴る方へ……。」
小さな口がゆっくりと動き、
不気味な程綺麗な声でそう歌ったは
やはり明らかに 幻覚 などにはかかっておらず
その事実が更にに本人自身がもつ 異常性
を引き立てて、背からゾクゾクと
得体のしれない者への恐怖心が登ってくる。
それと同時に沸き立った
まるで首元に刃物を突き立てられた様な
恐ろしすぎる気迫に焦りを感じ
突き刺さっている腕を引き抜こうとするが
何故かピクリとも動かない。
睡『っ!?う、腕が抜けぬっっ!!!
…い…いったい何をしたっ!!死に損ない!』