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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第22章 上弦の鬼という存在


「カナエさん。心配させてごめんなさい。
やっぱり貴方はとっても優しいですよ。」

カ『……………。』


気絶したカナエは何も答えない。
それに少しだけ悲しそうに微笑んで
_______ドサッと地に置きざりにすると、
先程2人がいた小屋の屋根を静かに見上げる。



「鬼さん、こちらですよ。
怖がってないで直接来なさいよ。
女性のくせに臆病なんですね?」

『のう小娘…お前は鬼か?ひとしずくの不安も
揺らぎもない。到底…人のソレではないぞ。』


目線の先には美しい女。もとい上弦の参。
の問いかけにクスっと笑い
鈴のような声で楽しそうに話している。


「私は仮面を被るのも得意ですし、
…仲間を信じきる ほど愚かですから。
残念ながら 鬼ではなく 人 ですよ。」


『ほほほっ、良いのぅ…。そちらの娘も中々
強い心だったが、お前はいっとう美味そうじゃ。
女だが………わらわの腹へ入れてやろうぞ。』


「ふふ、その笑い方。せっかく綺麗なのに
勿体ないですよ?くそ穢れっぽく見えます。
直接戦えない訳じゃないですよね?」

『口も達者じゃ、よいよい。』


楽しそうそういった鬼は、
と少し離れた真正面に
_______スタッと舞い降りて口の弧を
品よく上に引き上げた。


睡『わらわの名は 睡蓮。
何時も戦う相手を探しておったが、
皆すぐに不安に負け勝手に死ぬので退屈じゃった。
散々試してそれなりの奴を喰っていたが……。
お前は戦っても楽しそうじゃな。』


「……選り好みする人が戦闘狂を語らないで
頂けませんかね?その死んだ者は、
真正面からぶつかれば、良い相手でしたよ。」

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