【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第22章 上弦の鬼という存在
「そして残った3人は一時停止した後
突然狂気の様な行動に移った。」
カ『確かに宙を仰いで、ピタリと止まってから
突然狂ったように動き出したわ………。』
「その瞬間が、2段階目 錯乱 へ
状態が変化したんだと思います。」
カ『あの瞬間…。恐怖心…。』
カナエがの言葉を繰り返しながら
思考を巡らせていると。
ゆっくりお茶を1口のんだが
またたんたんと話し出す。
「鬼とまともな精神で対峙したらまず、
ズタズタに殺されることが怖くなる。」
その言葉に自らを切り刻んでいた
隊士の姿が思い浮かんだ。
「鬼が人を食うことを知っているなら
食われることが恐ろしくなる。」
亡骸に噛み付いた姿は肉食獣の様で
明らかにソレを食おうとしていた。
「そんな時に仲間を思えば…。
仲間が殺されるのが、
どうしようもなく怖くなる。」
突然仲間に斬りかかった姿、
あれが仲間を思う心からだったとしたら
そんなに酷いことがあっていいのだろうか。
カ『恐怖心に関連する何かしらの
錯乱を起こすってことかしら………。』
「…恐らく。鬼が自分で 錯乱 の状態を
選択できるのであればわざわざあんな
バラバラな動きをさせる意味無いですからね。」