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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第22章 上弦の鬼という存在


□2人の戦闘狂



「……八方塞がりですね。」

カ『…いくら見つけ出す覚悟があっても
こうも何も無いと…手を出すにも出せないわね。』


2人は周辺の地形図を見ながらうーんと頭をひねる。
当たり前だが鬼の目撃情報もなく現場の記憶も
全て確認したが、居場所に繋がる情報がない。


「けど、恐らくですがこの範囲。
ここを気に入って潜伏しているようですね。」

トントンと被害のあった地域を赤く印して
範囲を大まか特定する。

カ『あとは基本若い男性を好んでる。
それくらいしか……』

「…意味があるんですかね。」

比較的鬼は若い女の肉を好む習性がある。
なのにこの鬼は若い男ばかりを食っている。
違和感は感じるがそこでは無い何か見逃している…。


カ『あと血気術の発動条件も
対峙する前に見つけ出さないと…。』

「2段階目は恐らく恐怖心の限界が
何かしらのきっかけなんだと思います。」

カ『2段階?』

カナエがそう聞くとはコクリと
頷きたんたんと説明を始めた。


「私達が見た光景は初めから既に1段階目
幻覚 の状態だったんだと推測しています。
その証拠に前に亡くなった2名はの亡骸は
そこまで損傷が激しくありませんでした。」


恐らくあの場所に着く前に
鬼と戦い力尽きたのだろう。

亡骸には痛々しい傷跡はあったものの、
少なくとも狂気を感じる程の状態ではなかった。

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