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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第22章 上弦の鬼という存在



その冷たすぎる声にも驚いたが、
それよりもこの冷静な判断。叩きつけるように
言い放った言葉は聞き逃すなと言わんばかりで
自然に脳に叩き込まれた。

そしてそれはあの美しい鬼がどれだけ厄介か
それを痛いくらいに痛感するしかなった。

カ『これが…上弦の鬼の実力…。』

「前知識も無しに突っ込んだら、
この鬼はどんなに強くても無理ですね。」

操られちゃどうにもなりません。
そう吐き捨てるように言うと
地面に刺さった小刀を抜き取り
軽く拭いて鞘にゆっくりと戻す。

____カチンっ。という音と共に
ニヤリと笑ってこちらをみつめてくる。


「見つけたのが私達で良かったですね。
先に相手を知ることが出来た。
策を練りながら痕跡を辿りましょう。」

大丈夫です、私がいます。
そう言われているようで、少しばかり
停止してい脳が 前を向け!! と叫び出した。


カ『ええ。憎たらしいこの鬼を、
とっとと、…切り刻んでやりましょう。』

「ふふ、素直なカナエさん
かっこよくて堪りません。」

カ『…もう、内緒よ?私が優しくないの。』

「はい、2人の秘密です。約束ですから。」

そんなやり取りをしつつも2人の目は
いつもの優しく目ではない。

カ『…上弦の参。』

「あの綺麗で醜い鬼は私達で必ず…
存在を消し去ってやりましょう。」

カ『ええ、必ず。』


あの非道な鬼の部分を早く止めてあげなくては。
そう思うと。

あの非道な鬼を切り刻んで消し去りたい。
そう思うカナエ。

思考は違えど、決意は同じ。
2人は静かに目的へと歩き出した。




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