【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第22章 上弦の鬼という存在
その鬼を見た瞬間残った1人の隊士は涙を流し
その鬼へと祈りを捧げ出す。
それを見て鬼は微笑んでペラリと服をめくると
腹は巨大な口になっており、
その口に隊士は自ら涙を流し幸せそうに入っていく。
死体が見つからなかったのは、
自ら鬼の腹へ隊士が入っていったからだった。
カ『…そんな。こんな酷い…。』
こんな酷い。こんな事があっていいのか?
残された亡骸は全てボロボロで生き残った隊士は
気が狂い自ら鬼の腹へ入り込み。
その鬼はそれに満足したように微笑んで
スっと姿を消す。こんな光景は酷すぎる。
カナエはついに涙が止まらず、
ボロボロと泣き出すが横から聞こえた
の声は驚くほど冷えきっていた。
「…明らかに、幻覚の部類を見せる鬼です。
それも相当強力な。3つほど仮説を立てました。
【 ①幻覚状態では痛みを感じない。】
自分で自分を切り刻むにしても、
あの切り裂き方は異常です。
他の2人も身体の動きが明らかにおかしい。
【 ②自分を人以外の動物と認識させる事も可能。】
屍に食らいついた隊士は
移動中、四足歩行で吠えるような仕草も見えました。
自分が何か肉食の獣だと勘違いしたのでしょう。
【 ③自分に崇拝させることができる。 】
最期のあの様子。
鬼を崇拝してしまっていました。
鬼殺隊士が自ら鬼の腹に入るなど有り得ません。
恐らくこの3つはほぼ確定でしょう。」