【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第3章 幼い風との武者修行
「うー、やっぱりもう少しだけ
さねみんと一緒に居ちゃ…。」
義柚『『 だめ! 』』
「……はい。」
武者修行を辞めると言うことは
実弥とお別れする。という事だ。
永遠の別れでは無いが、
可愛い可愛い幼少期の推しが
見れなくなるのはとても悲しい。
柚『実弥くん。
この山からは直ぐに移動してね。
3つ先の山に鬼がよく出るらしいから
ソコへ向かうといい。』
決して、己に慢心しないこと。
と、柚樹は実弥に伝える。
『はい、ありがとうございます。』
ペコり と、行儀よく頭を下げると
首根っこを掴まれズルズルと木陰に連れていかれた。
義『おい、ガキ。惚れてんだろ??』
「…なっ!/////」
義『見てりゃァ分かるっての。
あいつ物にしてぇなら少なくとも
俺たちよりは強くなれよ?』
「…精進します。」
義『そのために、絶対死ぬんじゃねぇぞ。
お前も何か守りたくてこんなことしてんだろ?
死んだら守れるもんも、守れねぇからな。』
分かったな?
とガジガジと頭を撫でられる。
そういう事に慣れていない実弥は
照れくさそうにしながらも
はい。
と力強く答えた。
『(…強くなりてぇ。)』
さらに強くなったその思いを胸に
実弥は柚樹の言っていた鬼のよく出る山へむかった。