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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第21章 君が好きだと言う話




悲『お前は……優しすぎる。』
「ふふーん、本性は鬼かも知れませんよ?」

笑いながらそういうが、
成程…案外そうなのかもしれない。
は誰の心にもすんなりと入り込む。
それを利用して悪い方へ向かわせようとすれば
にならそれは簡単に出来てしまうだろう。


悲『……成程確かに…そうかもしれぬな。』
「ちょ!!ソコは否定してくれません!?」
悲『………南無。』
「それどっち!?なんの反応っ!?」

ねえ!そこ納得しないで下さいよっ!!
そう言うものだから、少しばかりおかしくて
つい笑ってしまう。楽しいものだな。
お前といると純粋な頃に戻った心地になる。


悲『冗談だ。……鬼に猫は…懐かぬ。』

の周りには人…いや、猫だまり。
動物までもがこの娘には敵わないらしい。

「悲鳴嶼さんといると、
何だか気が楽ですよ。なんか和みます。」

そう言って縁側にゴロリと寝転ぶと
四方八方から猫が寄ってくる。
あまりにも多い猫の数に 重たいっ!
と笑っているが皆、お前が拾ってきたのだぞ。
そんな姿は何とも可愛らしく微笑ましい。

これでは、和んでいるのは俺の方だな。
お前といると何故だか心が洗われる。


悲『。……ありがとう…。』

「なんですか、いきなり。
私は、ここに猫を勝手に運んで
美味しいお茶を貰ってるだけですよ。」

悲『…それが……俺には…特別だ。』
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