【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第3章 幼い風との武者修行
□赤面症の少年は。
実『…いててて。』
実弥は差し込んだ朝日で目を覚ました。
自分の腹には包帯が巻かれている、
誰か手当してくれたのだろう。
俺は何をしてた…??
『…!!っ!!!』
勢いで立ち上がろうとするとフラリとよろける。
地面の衝撃に備えていると
ポスリと暖かな腕に包まれた。
柚『あー。コラコラ、みんな無事だから
落ち着きなさい。』
まったく…血の気が多いねぇ。と
柚樹がくすくすと笑う。
「…うー、さねみん起きたの?」
目を擦りながら
フラフラと寄ってくるに
一瞬ホッとしたが、
それどころではないと肩をガっと掴む。
『お、お前大丈夫か?怪我ないか!?
あの気色悪い強いやつはどうしたァ!?』
「…んー、寝起きで…
頭……揺すらないでぇ…ぇぇ…。」
ぐわん ぐわん と
を揺すって質問攻めしていると、
ベリっと手を剥がされた。
義『…朝からうるせぇガキだな、おめぇは。
話してやるから、とりあえず落ち着け。』