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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第3章 幼い風との武者修行




だから何なんだろうか。
私にそんな価値があるのか?
きっと皆は優しいからそういう言葉を
かけてくれているんだろう。

にこりと笑ってみるが
目の前の顔は歪んだまま。

大抵笑えば笑い返してくれるのに。
そう困っていると義慈が苦しそうに呟いた。


義『頼むから、
自分なんて、って思ってくれるな。
誰かの為になら死んでも良いなんて
お願いだから、思わないでくれ。
せめて、大切な人達と肩を並べて
一緒に戦うことを覚えてくれ。』

ポロポロと苦しそうな顔で涙を流す。
どうしたら良いのか分からず、そっと抱き寄せ
頭を撫でてると、痛いくらいに抱きしめられた。

義『だから、そうじゃねぇんだよなぁ。』

と、泣きながら悔しそうに呟く義慈に
どうしたら良いのか分からない。


柚『鬼殺隊に入り、人の心を学んできなさい。』

そして、自分がどれだけ価値があるのかを
正しく見極められるようになりなさい。

分かりましたね?

と、あまりにも優しく辛そうに言うものだから
これ以上そんな顔はさせられないと思い、
わかりました。と折れることにした。


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