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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第21章 君が好きだと言う話




いつもの様に任務に向かったら、
私が倒す予定の鬼は既に頸が切られていて、
日輪刀を持ったちゃんが
不思議な光に包まれていたの。

そこから初めて鬼の……
いいえ。 人の心 を間近で見たわ。

それを躊躇なく包み込む貴方は、
底が知れないほど優しくて
それでいて…儚げで美しくて
何故か意味もなく涙が流れ出たの。

私は消えてしまいそうなあなたが心配で
思い切り抱きしめたら、ソコに貴方は居て
絶対に消えないから安心して。と微笑んだ。

貴方の優しさに自分が恥ずかしくなって、
ポロポロと繕っていたボロが剥がれ落ちた。

そのボロを貴方は宝物の様に拾い集めて
そっと包み込んで綺麗にしてくれた。

貴方に浄化された私のボロは
綺麗な意思になって私に返される。

貴方は何も否定はしない。
全て受け入れて、汚い部分だけ
そっと拭って浄化してくれるの。

きっと貴方は気付かないでしょうね。
いつも貴方が皆の幸せの中心だなんて。

貴方は何も否定しない。
汚い心すらも浄化して、
そっと欲しい言葉を囁いてくれる。


貴方は紛れもなく
幸せを運ぶ天使なのよ。

それはみんなにとっても私にとっても
紛れもない事実なの。


貴方が理想を背負ってくれるなら
私は意思を捧げましょう。

貴方が恨みを知らないのなら
私がそれを背負うから。

もう、私は大丈夫。

貴方を見れば何時でも私に戻れるの。
貴方が全部、浄化してくれるから。

例えそれが陰と陽だとしても。
貴方が居れば大丈夫。


優しすぎる貴方が
悲しみから嫌われるように。
私は祈り続けるから…。

貴方は変わらず前を向いてね。


幸せを運ぶ天使は
私の宝物だから。

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