【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第21章 君が好きだと言う話
カ『貴方はいつも幸せを運んでくるから、
いつも、優しさをくれるからそう思うの。』
「皆が、私に幸せをくれるからですよ。」
ほら、その笑顔。
その顔一つで皆が幸せになるの。
やっぱり貴方は天使なのよ。
カ『私は理想を掲げ続ける。
自分の戒めとして、鬼にならないように。』
「心の在り方は、自由ですから。」
カ『けれど、恨みの刃は磨き続ける。
…それは、…2人きりの秘密にしてくれる?』
「しのぶにも、誰にも言いませんよ。
2人っきりの秘密です。」
私は、示さなくてはならない。
例えそれが理想でも、自分の本心とは違っても。
”鬼は哀しい生き物”
”鬼とも仲良く”
その理想は、
自分が皆が鬼にならないための戒め。
鬼になるなと、自分と皆に示すための理想。
カ『貴方が背負ってくれるなら。
私は貴方に、背中を預けるわ。』
「はい、確かに承りました。」
その優しい笑顔を守るためにも。
可愛い妹の為にも、皆のためにも。
カ『私は 陰 を抱え続ける。』
「それならばそれを持てない、
情けない私の背中を…カナエさんに託します。」
私の恨みの刃は酷く醜いけれど。
それが私の信念ならば、磨き続けましょう。
私の理想である貴方にも無いものを
私は持っているのだから、背負いましょう。
カ『心の在り方は、自由ですもんね。』
「はい、それが人間ですから。
それを補うために人は仲間を作るんです。」
ねぇ、ちゃん。
私貴方に会えて本当に良かったわ。