【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第21章 君が好きだと言う話
「貴方が出来ないのなら、
貴方の想いは私が一生かけて守り抜きます。」
カ『……背負って…くれるの?』
やっぱり私は、貴方になりたい。
どこまでも優しくて力強い貴方になりたい。
透き通る硝子の様なそんな綺麗な心を持ってみたい。
「だから、カナエさんは、
自分の刃を磨き続けてください。
貴方の恨みは汚い感情なんかじゃないですよ。
皆を鬼から守りたい、悲劇を断ち切りたい。
それが、貴方の根底にある優しさなんです。」
カ『私は…恨んでも……いいの?』
自分を認めなさい。
信念を疑うのはやめなさい。
貴方はそう私を叱咤しながら、
包み込むように言葉で抱きしめてくれる。
私は貴方に背中を預けてしまいたい。
「良いんですよ。私には……恨めませんから。
私に出来ない事……一緒に背負ってくださいよ。」
貴方がそれを私に預けてくれるなら、
それなら…一緒に歩きたい、どこまでも
どこまでも歩いて優しい光を一緒に見たいわ。
あなたと私が例え、陰と陽だとしても…。
同じ目的のために貴方と共にありたい。