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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第21章 君が好きだと言う話



「実際は知らないので仮説に過ぎませんが。
魂達がそう口を揃えて言うんです。」

【ずっと中から見てたんだ。】

辛いでしょうね。そう言う顔は
今まで見てきた魂を想っているのだろう。
悲しくて仕方がない。そんな顔をしていた。

「恐らく心と鬼が調和してるかどうかが、
鬼が強いか弱いかに、比例するんだと思います。」

カ『心と鬼の調和…』

「要は結局のところ…本当に強いのは
鬼ではなく”人の心”だと言うことですよ。」


絵空事。そんな言葉が良く似合う。
理想論。そう聞こえてもおかしくない。
そんな説得力の無い、想像の世界。
けれど何故だろうか……。


カ『ちゃんが言うと、何故か…
全てが真実のように受け入れられるわ。』

「いいえ、あくまでも絵空事に近い、
そんな……感覚的な話ですよ。」


困った様に笑う目の前の少女には、
まるで世界が透かしたかのように見えていて
深い深い……人が到底たどり着けない真実すら
ハッキリと見えているのだろう。

結局の所、彼女の言うこと全てが
紛れもない真実 だからこそ
皆、彼女の言葉を受け入れてしまう。

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