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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第3章 幼い風との武者修行




柚『何かの為になることが
幸福だと思うって言ったね?』

「はい。それが私の存在の意味です。」

自分はどうでもいい。
自分に、関わった人が死なずに
笑って生きてくれれば 私なんかにも
意味があるんじゃないかって思えるんだ。

鬼殺隊に入るのが嫌な訳じゃない。
任務で行動を制限されるのが嫌なのだ。

さっきだって童磨から直接居場所も聞けた。
2人で戦える。そうすれば救える命が増えるが
鬼殺隊に入ったらきっと誰かもそれに巻き込まれる。

私はそれが怖い。
失敗しても、1人なら私が死ぬだけ。
それなら、全然構わないんだ。

柚『そういう所を学ばなければ、
貴方はいくら強くても死にますよ。』

「そういう所??」

柚『貴方が死んだら、どうなると思いますか?』

「戦力が1人減ります。」

柚『そういう所です。』

はぁ。と柚樹はため息をつき、
なんと言えば伝わるのか…と悩んでいる。

なんでそんなに悩んでるのか分からないため
んー?と首を傾げていると、ズイッと
義慈に顔を掴まれた。

義『お前が死んだら、俺も死ぬぞ。
柚樹も、そこのガキも。』

「私が守れないから?」

義『ちげぇよ!!
俺らが死んだらお前はどうする?』

「他人が原因の死でそれが理不尽ならば、
その原因を絶対に殺します。」

義『俺たちだってそうするぞ?それは何でだ?』

「大切だから。」

義『俺達もお前が大切なんだよ。』

「それは、とても嬉しいですね。」

にこりと笑っては居るが
その言葉には何の気持ちもこもっていない。



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