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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第21章 君が好きだと言う話




柚『奥方は誠意として愛をもって。
の事は自分の感情として……。
そう言う区切りだよ。君しか見えない。って
そこが本心だよ。本当、素敵だね。』

「…。難しいですよ。」

柚『御館様もきっと葛藤の末の答えだ。
真っ直ぐ、も気持ちで向き合いなさい。
人の心は建前では出来ていない。それは君も、
ここに来て嫌という程学んだだろ?』


自己犠牲の塊で早く死にたいと言わんばかりに
ひたすら守ろうとしていた。
正直変わるのは難しいと思っていたけれど
君は思ったよりもずっと強くて優しかった。

僕らの言うことを真正面から見つめて。
しっかり向き合ってくれて。辛かったろう。
自分を否定するのと変わらない事だからね。

それでもそれを黙って耐え抜いて、
目に見えて変わった君は本当に魅力的だ。


「…はい。真っ直ぐ…向き合います。
人の心は簡単には変えられませんもんね。
耀哉の決意を私は誠意を持って受け止めます。」

柚『おや、もう大丈夫そうだね。』

誠意を持ってとは、
建前を守り抜くという意味だろう。
気持ちは真っ直ぐ受け止める。否定しない。
けれど絶対に靡かない。そう言う決意だろう。

やっぱりかっこいいね、は。

きっとこういう所が御館様は好きなんだろう。
僕にも少しわかる。この子のこの頑な壁を
なし崩しにしてその先が見て見たい。


「柚樹さんはいつも、
私の欲しい答えをくれますね。」

柚『君はそれにしっかり答えてくれるね。』

見てみたいな、かっこいい君が
僕のせいで真っ赤になって慌てる姿。

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