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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第21章 君が好きだと言う話



柚『お見合い前ということは…
その接吻で初恋が終わったって所かな?』

「はい、本人ももちろん自覚はお持ちです。
とても辛そうにこれで終わりだと
ハッキリ、言ってくださいました。」

柚『…けれど御館様も人間だ。それにまだ若い。
色恋事となると…またそれは違うんじゃないかい?』


そう言うと気まずそうに頷き
オドオドと喋りだした。

「極論…さっきの3人は私と相手の問題で、
思春期特有のあれなのかな…と思いますが
耀哉にはあまね様がいらっしゃいます…。」

柚『あまね様…ああ、奥方の事か。
色々覚えるようにと、早いうちから
向かい入れてると聞いているからね。』

「とても素敵な女性だと耀哉も言っていました。
なので私は何度告げられても、
何度も何度も断りました。それでも…。」

柚『まさか、奥方に了承でも貰ったのかい!?』


アハハ…そのまさかなんですよ。
と言う姿に流石に面食らってしまう。
それはこの子も気疲れするだろう。


「応援はしないけれど、遠慮はいらないと。
そうハッキリ仰ったそうで…。」

柚『本気で向かってきてるってことか。』

「……はい。産屋敷家の為……。
あまね様を妻として向かい入れる。
だからあまねの事は本気で愛する。
けれど私もどうしても欲しい。
君しか見えないんだ。と…言われまして。」

柚『ふふ、矛盾していると思うかい?』

うーん、そうなんですよ。
と頭を抱えて悩み出した。

無理もないとても複雑だ、あの歳で…。
御館様も辛いだろうが、決めたんだろう。
それほど好きとは…もうこれは諦めないだろうな。

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