【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第21章 君が好きだと言う話
「あー……正直に言うと。
実弥の見た目が……あー………その。」
気まずそうに言う姿にすぐ勘づいた。
さっきの誰を見てる?からズレた返答なことも、
俺の見た目が貧相で人相悪いことも。
何でそんなん言われなきゃなんねぇ…。
自分が誰よりも知ってるっつーの。そんなん。
実『小汚ぇクソガキか!?傷だらけの輩か?
…「馬鹿なんじゃないの!?いい!?
耳かっぼじって、よーーーく聞きなさいっ!!
アホ程好みなのよ!!実弥の見た目が!」…は?』
流石に予想外だった。
俺に馬乗りになって肩を押さえつけながら
は物凄い熱量で語り出す。
「ほんと馬鹿!!自分がどんだけ
かっこいいか知らないの!?鏡見た事ある!?」
実『(…そっくりそのままお前に言いてぇ。)』
「その綺麗な髪とかふわふわの髪型とか
そのおっきい目とか、可愛い瞳とか、
嫉妬もんに長いまつげとかさぁ!!!!
肌白いから唇も可愛いよね!!ふざけんな!!」
実『(照れるところ何だろうが、何だろう。
お前に対して俺が思ってることと近すぎて。
なんも言えねぇんだけど……………。)』
「男らしい体つきとか!!綺麗な鎖骨とか
その……手なんてめちゃくちゃ好きだし…
あと…腕の筋の出方とか……もうねあのね。
実弥の見た目が本当に好みすぎるのよ…。
こんな自分の好みに刺さる人いる!?って位
ほんとに……まだあるよあの……。」
実『分かった…分かったからやめろォォ…/////』
とりあえず今の目は俺だけを見てた。
その目をされるとどうにもダメだ。
嬉しくて可愛くて仕方ねぇ。
ちょうど腰の辺りに跨ってるし
顔がやたら近いし……心臓うるせぇし。
「とりあえず、伝わった?
あの……めちゃくちゃ見た目が好きなこと。
とりあえず 見た目が好き っていうの理解して?」
実『…わ、分かった…/////(2回言った。)』
ね?と俺の襟首を掴んでた手を頬に移動させ
首傾をげて真っ直ぐこっちを見る。それが
堪んなくて、グワングワンと脳が揺れる。