【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第21章 君が好きだと言う話
眠ってたら絶対に分からない。
お前の嫌いな所。他の奴には分かんねぇだろ。
俺自身も初めは気が付かなかった。
むしろ大好きだった。あの目。
想いが強くなってこいつを本気で好きになって
お前もどんどん近くなってやっと気づいた。
”俺はお前の目が大嫌いだ。”
実『なぁ、お前は……
俺を通して 誰 を見てるんだァ……?』
あの目だ。恋幕にも似た……あの目…。
俺にだけ向けてくる……。
よく分からないあの愛おしそうな目。
たまに 俺だけ を見てくれている時は
そりゃもうあの目が大好きになる。
本気で言ってる時の目はクラクラするほど
堪らないし、普段は普通に好きなんだ。
けどな時々あるんだよ…。
宇髄と話してる時によく言われる。
【お前には甘いよなぁ。
明らかに反応違ぇし、なんなんだよ。 】
多分その反応違ぇって時の目だ。
初めはそりゃ浮かれてた。すぐ赤くなる顔とか
周りと違う態度とか、そりゃ嬉しいだろ。
俺だけ特別だってめちゃくちゃ嬉しかった。
けど、だからこそ気づいたんだよ。
こいつは ” 俺のことを見ていない。”
他の奴は真っ直ぐに本人を見るんだ。
俺に関しては 俺を通して 誰かを見ている。
確かに、違和感でしかないけど、
それは何故かとてもよく分かって
何か なのか 誰か なのかは知らないが
異様な程にそれは確信だと理解出来る。