【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第3章 幼い風との武者修行
沈黙がその場を包む。
重い空気に誰も動けないで居ると
視界の端で何が動いた。
____________ザクッ!!!
童『…あらあら勇敢だねぇ。』
「…実弥!?」
実『…ハァハァ…鬼ィ。』
「なんでそこまで…。」
実弥は自分の腹を小刀で切り裂いて居る。
痛みで恐怖を打ち消そうとしたのだろう。
実『。俺はお前より弱いけどなァ…。』
「お願い!そこから動かないでっ!!」
は実弥を止めたいが、
童磨から目が離せないためその場で叫ぶしかない。
実『お前は俺に守られる人間何だよ!!
場所変われコルァァァ!!!!』
「ダメだって!こいつは!! 」
______ドゴッ。
実『がはっ…!!』
柚『駄目だよ、実弥くん。』
「…柚樹さん。ありがとうございます。」
血走った目で走り出した実弥は
柚樹に殴られ気を失った。
意識のない実弥を木陰にそっと寝かせると
柚樹はギロリと童磨を睨む。
柚『2人して子供が守る守るって、
大人の僕らがかっこ悪いじゃないか…。』
義『いい心意気だ。惚れた女を守れねぇなんて
だせぇ男のやる事だからな。』
褒めてやるぞ、ガキ!と義慈も
童磨に視線をやる。
実弥の行動で空気が変わり
幾分動きやすくなった2人は
ニヤリと笑って剣を構えた。
童『んー、お兄さん達も強いねぇ。
柱と同じくらいかな?楽しそうだけど…。
今日本命はこっちの子なんだよなぁ。』
んー、困ったなぁと言いながらも
相変わらずニタニタと笑っている。