【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第21章 君が好きだと言う話
「天元…心臓早い……ね…。/////」
宇『そりゃそうだろ、
恥ずかしんだよ俺だって。』
また可愛い事を言うもんだから
全く顔の熱が引かない。
嫁達を見れば笑いながら退散しまーす。と
口パクで俺に伝えながら何やら紙を置いて
コソコソと去っていった。
応援は嬉しいがここからどうするよ。
取り残された部屋に2人きり。
何でかやけに部屋が静かに感じる。
宇『なぁ、さっきの台詞がさ…。
俺の本心だっつったら、お前どうするよ。』
自分の声なのに
何故か反射して聞こえる様な気がして
妙な緊張感がさらに増していく。
「……色男すぎてもうこの遊びできないよ。
天元の真似したら思い出しちゃいそう。////」
宇『(なんか微妙にズレた返答だな。)』
けれどどうやらこの遊びのおかげで
少しは意識してくれたようだ。
それだけで今は良しとしよう。
むしろ今日は充分すぎるくらい幸せだ。
まさかこの厄介な遊びに感謝するなんて
思っても見なかった。
宇『派手に毎晩俺の事想い出しても
良いんだぜ?いくらでも相手してやるよ。』
「もう、何個台詞教えられたの?」
いや、やっぱりこの遊びは厄介だ。
何にも本気にして貰えてねぇ!!!
クスクス腕の中で笑ってるぞ!!
「天元は私に下ネタ言わないもん。」
宇『(ネタじゃねぇ!!気づいてくれ
ネタじゃねぇんだよっ!!)』
口に出せばいいのにどうしても怖くて
心の中で叫ぶが当たり前に伝わらない。
伝わらなくて良いか、今は。
その方がお互いいい関係で居られるよな。
「けど、もし台詞じゃ無かったら、
抱かれたいって思ったかもしれない。////」
やっぱり伝われば良かったのに。
いや、これは例えばの話か。
もう、どうしたらいいんだ。