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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第21章 君が好きだと言う話



余裕ぶってるが俺の恋愛偏差値は0なんだ。
ぶっちゃけ気を抜いたら震えそうなくらい
緊張してるし、既に色々元気一杯だし。
これが初恋だし…さっき接吻したし。


宇『俺、本当に好きだぞ。』
「……え?」

宇『なあ、これは台詞じゃねぇからな。
俺はお前が好きで、さっきの接吻も
台本なんかじゃねぇし…初めのは台詞だったけど、
本気でそう思ってるんだ。』


何で言ったのか自分でも理解でない。
きっと頭がぐちゃぐちゃすぎて、
建前がどっかいっちまって、本音が
うっかりこぼれ落ちちまったんだ。

「天元、本気で言ってるの?」

真っ直ぐこちらを見てそう言われる。
答えは いいえ なのも顔を見ればわかる。
案外あっさり終わっちまうもんだな。


宇『答えがわかってるから。
誤魔化してぇのは山々だけどな。
あいにく俺は派手だから、全部本気だよ。』

隠すのはさすがに地味すぎる。
ならもう全部言っちまえばいい。
それが正解かは分からねぇけど、
その方が派手でいい。きっとそうだ。

「…ごめんね。私…恋愛的な面では
思いに答えてあげられない。」

宇『知ってるさ。俺は派手だからな。』

予想通りの答えだ。
何、なんてことは無い。
結局いつでも会えるし…なんてこと無い。
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