【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第21章 君が好きだと言う話
宇『(とりあえず触れられるだけで
ご褒美みてぇなもんだな……。)』
何とか前向きにそう取られえて
の腕を掴む。
それから顎に手を添える…つうか、
こっちを向かせるって事だろうな。
「ふ、ふぁ、ドキドキする。」
宇『(あー可愛いなぁ…。)』
白い肌はふにふにと柔らかく、
至近距離で見るその目は物凄くそそる。
くそ恥ずかしい台詞が飛びそうになる程
心臓が馬鹿みたいに高鳴る。
明らかにソレを連想させる台詞は
実は割と俺の言いたいことで、
いざとなると言えない様な台詞。
最早俺の願望なんだよなコレ。
そう思っうと何かもう、どうでも良くなる。
宇『。』
「はっ!はいっ!!」
全然赤くならねぇ。分かってるけど。
派手に切ねぇなぁ。だからせめて噛まない様に。
少しでも何かが伝わるように。
台詞をもう一度頭で再生してから
自分の願望とぐちゃぐちゃになったそれを
少しばかり願いを込めて吐き出す。
宇『本当は馬鹿みてぇに激しく抱きてぇ。
けどな、俺はお前に心底惚れてんだ。
派手に溶けるくらい、優しくしてやるから。
………好きになれよ、俺の事。』
は少し真顔になった後、
ボッと突然真っ赤になって目が泳ぎだす。
体制のせいで顔がやたらと近いから
真っ赤な顔が至近距離で見える。
「…っ。ぅう!!?/////(破壊力大っ!)」
宇『(うわ、やべぇ……マジで可愛い。)』
あまりにもそれが愛おしすぎて、
何かもう色々どうでも良くなって。
すぐ近くにある唇に
そっと触れるように自分の熱を落とす。
________ちゅっ。
宇『派手に愛してる。
早く俺のになっちまえよ。』
「ふぁーっ!?/////」
真っ赤な顔で珍妙な叫び声を出して
へにゃりと倒れかかってきたので
これは好機だ。と遠慮なく抱きしめる。
宇『ここまでで、台本通りだよな?
(接吻からの流れは何とか誤魔化してくれ!)』
雛『…ふふ、そうですね!』
ま『派手に完璧です天元様!!』
須『流石のちゃんもお手上げだ!』
嫁達が異様に笑ってるのは
きっと俺の顔が馬鹿みたいに赤いせいだろう。
そりゃそうだ、耐えきれず接吻までして
その後何となく あんな事を言ってしまい。
いまはその好きな奴を抱きしめてる。