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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第21章 君が好きだと言う話



嵐は本当に人の様によく喋る。
鎹鴉はこんなに頭が良いのか?と
思うほど頭も良くて毎回不思議に思う。

そしてとても優しく人が好きな彼に、
私はお願い事をした。


_______ 嵐、と言ってね。
僕のいっとう大切な子なんだ。強い君に
彼女を傍で守って欲しい。頼めるかな?

はんっ!どんな小娘でも、
おかきくれるなら守ってやるぜ!!_______


ふんぞり返って了承する彼に
ありがとうとお礼を言うと、

例えその娘が硝子だろうと何だろうと
俺が死んでも割らせねぇ!安心しろ!!

そう言って力強く飛び立つ姿を見て
少しだけ安心してしまった自分に驚いた。
それほどまでにその姿が人の様だったのだ。

そんな事を思い出していると
隣からくすくすと笑い声が聞こえてくる。

「嵐は耀哉様からのお守りだったんですね。
ありがとうございます。最高の相棒ですよ。」

産『おや、バレてしまったねぇ。
そうだね、最高に頼れるお守りになると思って。
それに嵐は美しいから、良く似合うと思ったんだ。』

「そうですね、皆声を揃えて
なんて美しい鷹だ!!と驚きますから。」


そう言って笑う姿はとても可愛らしいが、
こちらの心を覗かれて居るのでは無いかと
不安になるくらいには鋭い。

かと思えば、驚くほど鈍感だったり、
今みたいに子供らしく笑ったり、
唐突に妖艶な顔をしてみたり
男の自分でも全て任せてしまおうか、
と思うほど凛々しい顔をする時もある。

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