【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第3章 幼い風との武者修行
□上弦の弐という鬼
柚『ごめんね、色々ズレてるから。』
実『……慣れました。』
「何んで私が変みたいになってるの!?」
事の経緯を説明して、
とりあえずその場が落ち着いたので
鍛錬を止め皆でお茶を呑むことになった。
義『変だけど、愛らしいから大丈夫だぞ!』
「い、痛いですよ義慈さんっ!!///」
義慈は抱きしめながら
に頬ずりをしている。
そんな2人を冷たい目で見た実弥は
こいつはダメだと思い、まだまともそうな柚樹に
向き合い頭を下げた。
実『不死川実弥と申します。
さんと1ヶ月ほど鬼狩りや鍛錬をさせて
頂いております。』
ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。
と、丁寧に謝罪すると頭を優しく撫でられた。
柚『あらあら、礼儀正しい子。
出会った時のみたい。』
どうやら、柚樹は実弥を気に入ったらしい。
ホンワカとした様子に、実弥も
なんとなく心地良さを覚えた。
そんな2人とは対照的に
テンションが迷子の義慈のスキンシップは
どんどん過激になっていく。
「柚樹さんほっこりしてないで
助けてくださいっっ!!!
義慈さんが変なとこ触るんです!/////」
涙目で柚樹に助けを求める。
どうにも義慈の顔が良いので、
いつも真っ赤になってしまうのだ。
義『どこも出てねぇくせに、
ガキが色気づくなよ!!可愛がらせ…
『義慈…。』………すいません。』
優しい人の威圧ほど怖いものはない。
やっと、解放されたは
こちらへおいで。と手招きする柚樹の膝に座った。
柚『元気そうで良かったよ。
実弥君もありがとうね。』
実『こちらが世話になってばかりで。』
「うう、やっぱり柚樹さんは
理想のお母さんですっ!!」
ひしっと、柚樹に抱きつくと、
優しく背中を撫でられる。
義『じゃあ俺が親父だなぁ!』
柚『僕はそっちの趣味はありません。』
「わ、私、お2人なら大丈夫です!受け入れます!」
義 柚 『『なにが大丈夫 なんだよ!?/なの!?』』
『(…あー。夫婦漫才ってこういうことかァ。)』
つーか、家族漫才なんじゃねぇかなぁ。
突っ込むことを放棄した実弥は
それを眺めながら、お茶をすすった。