【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第21章 君が好きだと言う話
杏『…どうした?なんで赤くなるんだ?』
本当に意味が分からなくて嬉しいなんて
何処かに置き去りにしてそう問いかける。
「そんなに、素直に、好きだ接吻したいって
その綺麗な顔で言われたら…。
女なら誰だってこうなるわっっ!!/////」
くわっ!と顔を上げたに
真っ赤な顔でそう言われた。
よもや不思議なもので、疑問など消えて
身体には嬉しさしか残らなくなる。
杏『本当に可愛いな、。
俺はそんなに赤くなってくれて、
…………心底嬉しいぞ。』
そう言って唇を寄せれば
抵抗もせず受け入れられた。
本当に触れるだけの接吻だった。
それでももう最後までしたのではないか?
と思ってしまうほど俺の中は幸せで溢れている。
「……。////」
杏『…なんだ?抵抗もしないのか?
貞操観念が無いのは些か良い事ではないぞ。』
そんな事どうでもいいくせに
何だか揶揄いたくなりつい口が滑る。
「誰でもって訳じゃ……ないもん。
杏寿郎がカッコイイなって思っちゃったから。
私も接吻したくなった……の。////」
杏『(俺はやっと、意識されたのか。)』
何て幸せ何だろうか。
この世の鬼など…不幸など、
消えてなくなったのではないか?
無理だと思ったのに、男として意識された。
それも接吻しても嫌がられず、今……
俺の膝の上でこれでもかと顔を赤くしている。
一生このままでもいい。
落ち着きのない俺がそんな事思うのだな。
やっぱり俺はおかしくなったのかもしれない。