【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第20章 皆で強くなりましょう
3人を宥めているとすぐ後ろから、
可愛らしい声が響いてきた。
し『えいっ!!』
「…………あっっ!!」
し『ふふ、鍛錬中。ですよね?師範。』
「…確かに、終わりって言ってないや。」
しのぶの手には人質、
もとい呪いのテディベア。
確かに終わりを告げていないし、
そもそも激しい戦いの真っ最中だった。
残念ながら、これは文句無しだろう。
「…しのぶ 天元組の勝利っ!!」
し『ふふっ!やりましたね、宇髄さんっ!』
宇『胡蝶っ!!お前派手に良い奴だな!!』
杏 実『『最悪だぁああっ!!!!』』
からの初めての勝利に
俺の唇も派手に浄化されたよ。
と男泣きをする天元。
何もいい事が無いため、
唇の浄化もクソもない杏寿郎と実弥は
頭を抱えて地に膝をつき、
空へ向かって己の無念を叫ぶしかなかった。
そんな姿に申し訳ないが笑ってしまう。
「ふ。ふはははっ!!」
実『わ、笑うんじゃねぇっ!!
滅茶苦茶気持ち悪かったんだぞ!!』
「ご、ごめんっ、ふっははっ!!」
杏『よもや!!由々しき事態なのだぞ!!
笑えぬ!俺は初めての接吻だった!!!!』
皆『『『それは、由々しき事態だな。』』』
杏『もう嫌だ!!穴があったら…
穴があったから入るっ!!!!』
そう言って、
しのぶが先程拳で作った穴に飛び入る杏寿郎。
「きょ、杏寿郎っ!!
穴があったら入りたいは例え話だよっ!」
その穴に入っても仕方ないでしょっ?
とそれに駆け寄る少しズレている。