【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第20章 皆で強くなりましょう
「(攻撃の距離的に飛び仕掛けだろうなぁ。
形は…多分3角形、飛んできた強さは
最後が1番強くて1、2発目は同じ。)
てことは、三時っ!!」
ビュンッ。と音をさせ三時の方向へ
拾ったクナイを投げ返す。
すると真反対の九時方向から
しのぶがサッと飛び出してきた。
恐らく打ち返して来た場所の
真逆から飛び出る作戦なのだろう。
それを確認してニヤッと笑う。
し『(気づかれましたかっ!!)』
危険を察知したしのぶは
ひらりと避けるように走る方向を変える。
が、目の前には笑顔の。
し『……えっ!? (早すぎる!!)』
「この作戦は流石に…
無理あるんじゃないかなぁ?」
し『ははは…。ですよねぇ。』
「うん、やり直しっ!!」
し『……………っぐっっ!』
少々お互いに苦笑いしてから、
強烈な蹴りをしのぶの腹に入れる。
それをモロに食らって後ろへ吹っ飛ぶしのぶ。
体重が軽い事もあり物凄く良く飛んでいく。
宇『胡蝶っっ!!
(吹っ飛びすぎだろ!?死んじまうぞ!!)』
余りにも飛んだしのぶが心配で
三時の方向からバッと天元が飛び出す。
し『う…宇髄さん!!大丈夫ですから
出てこないでくださいっ!!』
宇『あ、やべっ!!』
し『…あぁ。…_____ぽすっ。 はぁ…。』
「何かわいいことしてんのあの二人。
サイズ感神すぎて鼻血でそう。」
そんな、の目線の先には
天元にお姫様抱っこされるしのぶ。
何ともお互いにちょうど良いサイズだ。
し『……あ、ありがとうごさいます。』
宇『派手に、反射だったんだ……。』
し『大丈夫ですから…降ろしてください。』
宇『…お、おう。悪ぃ。』
しまったと思った時には
もう体が動いていて、しのぶをポスリと
お姫様の様に受け止めたが、
無駄な動き過ぎて、何とも気まずい。
心配しなくてもしのぶは着地出来たし、
自分の居場所はバレたし、
良い事がなく何とも情けない。
と、とりあえず隠れましょうっ!!と
しのぶに手を引かれ木陰へ逃げ込む。