【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第20章 皆で強くなりましょう
今回は負けたチームは勝ったチームの
言うことを2つ聞くという罰ゲーム付き
の為、両チームいつもよりやる気充分だ。
「(楽しみだなぁ…。どう来るかな?)」
念願の 物取りには
とても、わくわくしていた。
「(実弥としのぶはチーム戦は初めてだし。
敢えてのチームがどう転ぶのか……。)」
初めての4人での共闘。
果たして成り立つのか?
と少々不安に思いつつもそれぞれの
個性を思い出して幾つか戦法を予想する。
天元作の不気味なテディベアを撫でながら
思考を巡らせていると、
こちらに近寄ってく気配がした。
「(大方、先手は犬組かな?)」
ひゅんっ!!
と音を立てて飛んできた何かをスっと避ける。
「あら?意外。」
パシンっと飛んできたものを掴むと
その飛び道具は忍びの使うもので、
それは天元が使ったという紛れもない事実。
「ん?けどやっぱり…
実弥と杏寿郎だなぁ。」
しかし姿が見えるのは
真正面から突っ込んでくる杏寿郎と実弥。
間もなく2人が叫び出す頃だなぁと、
ゆっくり立ち上がる。
「え、戻ってった。」
何故かくるりと方向を変えて、
バタバタと元の位置に戻っていく。
「…どうしよう、
全然意味わかんない………。っと。」
2人の謎の行動に面食らって居ると
バラバラの方角からいい速度のクナイが
ヒュンっと音を立てて飛んでくる。
___________パシッ。
「十二時。」
____________________パシッ。
「六時。」
_____________パシッ。
「三時。」
3連続で飛んできたクナイ。
それぞれ時計に例えて方向に検討をつける。