【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第20章 皆で強くなりましょう
□それぞれの成長
「しのぶどうだった?」
し『まだ、何とも言えませんが
とても有意義な時間でした。』
そう言って嬉しそうに微笑むしのぶは
今日から呼吸の鍛錬を始めた。
カナエに教えて貰えるのが
余程嬉しいのだろう。
にこにこと可愛らしく微笑むしのぶを
良かったね。と撫でてやると
はいっ!と嬉しそうにへんじされた。
そんなしのぶをみてまた微笑むと
は午後の鍛錬を始めようと
パンパンっと手を叩く。
「今日は昨日言ってた2組に別れて
今度こそ物取り、やってもらうからね!!」
ぬっと呪いのテディベアを取り出した
に昨日追いかけ回された者たちは
ひぃっ!!身を固める。
宇『はははっ!!派手にびびんなよ!!
ただのぬいぐるみだぜ?』
杏『…お前もあれを持ったに
笑顔で追いかけ回されてみろ。』
実『……本当だぜェ……怖ぇぞォ。』
し『分かっていても…身体が動くんですよ?』
「ふふ、そんなに怖かったの?」
そう揶揄うとコクリと黙って頷かれ
大人しい様子にまたクスっと笑ってしまう。
「まあ切り替え、切り替え。
今日は物取りと言っても取るものは
人質。鬼に扮する私からこの子を奪ってね。」
皆『『はいっ!』』
ルールは簡単
が人質として持っているぬいぐるみを
それぞれ2チームに別れて奪い取ってもらう。
方法は特に指定はなし。
は時間内に数回
ぬいぐるみを手放すため、
そこが狙い目というオマケ付きだ。
「じゃあ私はあっちの中心付近にいるから
いつでもこの子を奪いに来てね!!」
そう言ってスタスタと
訓練場の真ん中へと移動する。
し『宇髄さん、よろしくお願いします。』
宇『あぁ、派手によろしくな胡蝶!!』
杏『頼んだぞ!!不死川っ!!』
実『煉獄、足引っ張るなよォ!!』
軽く挨拶をして2組はそれぞれ
作戦を練りつつ身を隠す。