【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第20章 皆で強くなりましょう
「しのぶは遂に木をへし折りましたよ。
肉体強化はほぼ完璧なので、
明日からでもカナエさんに呼吸を
指南して頂こうかと…。」
も一応報告するが、
明らかに毛色の違う様子に皆爆笑する。
あんなに力の弱かったしのぶが、
木をへし折るなんて、何をしたんだと
もう笑うしかない。
槇『はははっ!!あの小さい子がか!?
木をへし折るなんて本当に何をしたんだ?
お前が育てると皆そうなるのか。』
柚『ふふ、まあそれならそろそろ呼吸に
移ってもらわないと、今度は岩を砕いて
しまいそうだねぇ…。急がないと。』
実『くくくっ…お前、普通に言ってるが
それ有り得ねぇからな?はははっ!!
おもしれぇ、滅茶苦茶だぁおいっ!!』
そんな様子に、
多分岩もそのうち砕けそうな事は
言わないでおくことにした。
「まあ、そろそろツーマンセルで
鬼ごっこでもやってみましょうかね。」
柚『つーまんせる……ああ2人組の事かな?』
義『お前は時々変な横文字使うよなぁ。』
槇『 つーま…ん……なんだ?』
医学を学んでいたので
多少外国語が分かる柚希は
いつもそうやって理解してくれるが、
まだ横文字にあまり馴染みのないこの時代
現代の癖で時たま使ってしまう言葉は
時々皆を困られせていた。
「柚樹さんの言う通り ツーマンセル は
2人組の事です。分かりにくくてごめんなさい。」
癖なんです、聞いてくもらえれば
説明しますから遠慮なく指摘して下さい。
そう言って気まずそうに頭をかく。