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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第20章 皆で強くなりましょう




「なーにニヤついてんのよ、助平ちゃん。
余裕あるなら早く登ってよー。」

し『あーもうっ!覚えていなさいっ!!』

自分の前だと少々性格が悪くなる。
そんなに今度は腹を立て
木に登ることに集中する。


「(すぐ出来ちゃいそうだな。
次は何しようかなぁ………。)」

し『(もう!女神じゃくて悪ガキですアレは!
目を瞑ったままなんで分かるんですか!?)』

プンスカと怒るしのぶの姿を薄目で見て
可愛いなぁ、天使だなぁ。と
ホカホカしながらゆっくりと時間は過ぎていった。




し『あ…足がプルプルします…。』

「そりゃ、相当オーラ無駄に使ってたからね。
オーラ配分も立派な修行。反省点だね。」

し『…はい。…………あ!すきっ!!』

「えぇー、ありがとう、私も大好き!!」

し『ちょ!////引っ掛けましたね!?』
「ふふ、ごめんね可愛くて。」

2人の時に隙があると、
は念で指さした上に文字を書く。

常に凝が出来るようになる訓練として
それを3秒以内に読み上げられなかったら
ペナルティを受けさせている。

今回は 指さした上に 好き と書いてあり、
しのぶはそれを思わず読んでしまったのだ。

し『もう…!!/////』

スタスタと歩き去るに
言うことを効かない足で何とか着いていくと、
また人差し指が上を指す。

茶化されると分かっていても
癖でそれを読んでしまう。

それを見て、思わず立ち止まり
額に手を当てたまま、
大きなため息をつくしのぶ。


し『……こんなの可愛いことされたら
怒れたもんじゃ無いですよ…まったく…。
何が 本当に大好きだよ。ですか…/////』


本当にタチ悪いクソ天使ですね…。
小さくそう呟いて赤い顔でまた歩き始める。

の背中を追いかけて、
また1歩今日も強くなる。

し『(信じるのはタダですから……。
絶対に追いついて一緒戦うんです!!)』


「ふふ、照れてるかなぁ?」


遊びながら2人でする秘密の特訓は
何より楽しくそれでいてかけがえのない時間。
それでいて成果があるのだから、
誰も何も言えない有意義な時間。


小さな2人の女の子は
男子が面食らうほど強く美しく
着実に成長しているのであった。

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