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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第20章 皆で強くなりましょう




「ふふ、難しいでしょコレ。
微妙なオーラの調整が肝がなの。
強すぎると自分が吹っ飛ぶから
充分気をつけてね。」

し『はいっ!』

そう言って何度も繰り返し挑戦する。
の言う通り強すぎると弾かれて
弱すぎると落ちてしまう。


「これ覚えると色々応用して使えるから。
そうだなぁ、全体100だとしたら足に20位。
そんなもんでやると上手くいくよ。」


そう言って
ちょうどいい枝まで登ったは
その枝に腰掛けて目を瞑る。
どうやらそこで気を練る事にした様だ。


し『(ここまで来いって事ですか…。
これ、思ったよりも物凄く難しいんですが…。)』

いつもしのぶとの鍛錬では
多くを語らない。大筋を示すと
今のように目を瞑って瞑想してしまう。

事細かに教えるのは
体術の時だけで、その他は
自分で考えてやるのが1番だと
そう思っているようだ。


「さっきさ、珍しいって言ったでしょ?」

し『ええ、が鬼や目的について
呑気な事いうのは、珍しいですから。』

背負い込むより悪いことじゃないですが、
少々面食らいましたよ。
鍛錬中に話しかけてきた様子にも
少々面食らいつつ、素直にそう答える。


「きっとね、居なくなっちゃうよ本当に。
私、勝手にそう信じ込んでる。」

飄々とそんな事を言うが
不思議なもので何でかそうなるんだろうな
とこちらもそんな事を思ってしまう。


「覚悟も決意も必要だけど、
思い込むって言うのも大切なんだよ。」

念なんてそれが形になったものだし。
出来るって思わなきゃ出来るものも
出来なくなっちゃうから。

そう思わない?と今度はヘラヘラと
笑いながら言われる。

し『信じることは大切ですもんね。』

きっとこのヘラヘラとした笑顔は
自分達を無条件で信じているから、
こんなに安心させてくれるんだろう。
と自然とそんな事を思う。


「願うくらいはタダだからさ。
いつもは 偉そうに信念掲げてるけど、
ちょいちょいお願い事とかするんだぁ。」

パタパタと足を動かしながら
そんな事を言う姿はただの純粋な子供で
本当に色んな顔をするなぁと
感心してしまうほど、コロコロと雰囲気が変わる。


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