【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第20章 皆で強くなりましょう
そろそろ最終選別も視野に入れているため
各々は呼吸の習得を先決としている。
午前中
杏寿郎は槇寿郎から炎の呼吸の指南。
天元は柚樹から雷の呼吸の指南。
実弥は義慈から風の呼吸の指南。
それぞれ指導者が任務で居ない時は
基礎体力と呼吸の復習。
午後はそれぞれ合流し
午前中の成果の確認も含め
打ち込みや、技の披露。
時々座学や戦法指南をする。
だいたいその流れだが、
しのぶだけはによる
念の特別指導を受けていた。
大っぴらにはできない事なので
秘密特訓 と言って誤魔化しているが
明らかに強くなったしのぶに
天元が 何か がある。と気が付き始めた様だ。
し『皆に教えないんですか?』
そんな天元にしのぶも気がついていて
簡単に言えないことと知っていつつも
ちょとした罪悪感もありそんな事を聞く。
「んー、そうだねぇ…。
それぞれ呼吸の習得が完璧になって
最終選別を無事通過出来たら…。
教えようかなって……まだ悩んでるけど。」
きっと教えたら 俺も俺も!!と
なるだろう。念についてはも手探りで
尚且つイレギュラーな力のため、
最近とてもそれで頭を悩ましていた。
し『、そろそろ私も
ねぇさんに呼吸を教えて貰おうかと
考えているんですが……。』
それも含めてどうします?と
小首を傾げながら聞いてくる。
「うん、とりあえず基本は出来たし。
私もそれは考えてた。」
明日にでもカナエさんに
相談しに行ってみよう。
とニコリと微笑むと元気よく返事を返される。
「あくまでも、しのぶに念を教えたのは
肉体の強化の為。それが先決だから、
発よりも呼吸を先に習得しなくちゃね。」
し『はい、分かっています。
けれど……、念とは凄いですね。
本当に驚くほどに力が着きました。』
そう言って自分の手を見つめるしのぶ。
無理だと思っていた事が出来てしまった。