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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第3章 幼い風との武者修行


□拝啓 かっこいい2人の師範へ


武者修行に出かけて3週間。
2人の師範の元に最近の出来事を綴った手紙が届いた。


義『……。簪を貰っただおぉ!?』
柚『うーん、これは由々しき自体だねぇ。』

は可愛いらしいからねぇ。
心配だなぁ。と柚樹は小首を傾げた。

義『しかも、例のガキと2人で
寝泊まりしてるってことだよな!?』

あの頬を染めた可愛らしい顔で
会ってみたいと言っていた鬼狩りのガキ!
(それは義慈補正である。)

と、鼻息荒く義慈は頭を抱えた。

柚『あの子は極端に警戒心がないからねぇ。』

義『12 歳ったら、そ、そういう興味も
出てくる年頃だろぉ!辛抱ならねぇ!!!!』

柚『うーん。多分そういうの無さそうだけど、
…見に行っちゃおうか。』

その言葉にピタリと固まる義慈。
だんだんと瞳がキラキラしてきた。

義『いいのか!?』
柚『心配だし、こっそりね。』

実は義慈は心配で何度も
後を付けようとしていたが、
その度に柚樹に捕獲され、
こっぴどく叱られていたのだ。

義『……こっそりかぁ。』
柚『は武者修行中。ダメだよ会ったら。』

あくまでも様子を見るだけ。
ね?と子供を諭すように伝える。

義『わかってらぁ!!
幸いそんな遠くねぇみぇだし、
ちょっくら覗いたら、ちゃんと帰る!』

柚『まあ、あの子の事だから
鍛錬は怠らないだろうし、
2ヶ月であの成長ぶりだから…。
どうなってるのか純粋に楽しみだね。』


善は急げだ!行くぞ!!!
と、義慈は支度も早々に家を飛び出した。

柚『あらあら、困った人ですね、まったく。』


口とは裏腹に楽しそうな表情を浮かべ
柚樹も後を追った。

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