【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第19章 新しい階級
「……っ…さ、実弥の…スケベっ!/////」
実『…接吻の感想がそれかよォ。』
そりゃないぜ。と思いつつも
先程のトロンとした顔を思い出し、
だいぶ良さそうにしてたじゃねぇかァ。
と茶化してやると うるさいっ!と
顔を胸に埋められた。
実『…なァ…もう1回してやろうかァ?』
「死んじゃうっ!!やだっ!!/////」
ほんのイタズラ心でそう揶揄えば、
イヤイヤ!と赤い顔で首をふられる。
そんな可愛らしい姿に微笑み
ぎゅっと抱きしめてやる。
実『…贈り物…受け取ったからなァ。』
そう伝え、 おやすみ。と額に唇を送る。
「お、おやすみなさいっ!!////」
実『(照れてるくせに、くっついて寝るのな。)』
拗ねた様に照れる癖に
腕はしっかりと巻きついている様子に
矛盾を感じながらも、嫌では無かったのか
と少し期待してしまう。
そんな姿に先程おやすみを言ったが
何となく寝るのが勿体なくなって、
少しだけ自分の心の内を話してみる。
実『…お前は守られるの嫌がるだろうけど、
俺が絶対守ってやるからなァ。』
そうポツリと呟くと
クスクスと笑われる。
「じゃあ、実弥は嫌がるだろうけど、
私が絶対に守ってあげるからね。」
お互いそこは似たもの同士。
守られるのは真っ平御免だ。
それでも、守りたいならば、
お互いの背中を守り抜くしかないだろう。
実『押し付けがましいなァ。』
「そっちこそ押し付けがましいよ。」
そう憎まれ口を叩くが、
諦めてやるつもりは2人とも無いのだろう。