【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第19章 新しい階級
お互いが誰よりも優しくて
無理して背負い込むことを知っているから
口で言っても効かない事も知っているから
押し付けだろうと何だろうと
無理矢理にでも守ってやるんだ。
そう心の中で同じことを誓って
今度こそ2人は長い1日を締めくくった。
実『(…疲れてて良かった。)』
男として色々収まりつかないが、
あまりにも濃い1日のお陰で
素直に眠気が襲ってくる。
実『(鬼なんて………。
俺が全部ぶっ殺してやるからなぁ。)』
腕の中の大切な子を抱きしめながら
そんな事を思うと、
スっと気絶するように実弥は眠りについた。
「…。/////(めっちゃ上手だった…。)」
一方は呑気にそんな事を
考えながら早々に眠ってしまっていた。
実弥の恋心はいったい何をすれば
に届くのだろうか。
そして、が少しだけ特別に
異性として意識している事に、
実弥もいつ気がつくのだろうか。
そんな所も似たもの同士。
鈍感な2人は幸せそうに
抱きしめ合って眠るのだった。