【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第19章 新しい階級
あまりに良すぎるその反応に
クスリと笑い頬に手を添えて
真っ赤に染まる顔を見る。
実『耳、そんなに弱いのかよォ。』
真っ直ぐ目を見て笑ってやれば
トロンとした顔がハッとなり
顔を覆いながら気まずそうに答える。
「ち、ちがうの!!……実弥の声が…
大好きだから……こうなるだけで…っ!!
……その…別に、み…耳は弱く…ない!!////」
むしろ強い方っ!!と
キッパリ言い切る。
色気のないその言い方だが、
それすらも可愛く感じてしまい
思わず毒気が抜け冷静になる。
実『ふっ、…否定するとこ…ソコかよ。
(可愛すぎて冷静になるってあるんだな…。)』
「なっ!!笑わないでよ!!/////」
実『本当にお前は可愛いなァ。』
「か、可愛くなんて…ない!/////」
実『俺がそう思ったんだァ。
ぶーたら文句付けんじゃねェよ。』
そう言って頭をガシガシと撫でてやる。
「うう…実弥…やっぱりかっこいい。」
実『ったく…そう思うなら、
黙って抱かれてくれりゃ良いのによォ。』
本当、変なやつだなお前は。
そう言って仕方ないと眉を下げて笑うと
ズイッと顔を近づけられる。
「い、今の、もう1回っ!!」
実『あぁ!?またそれかよ!////』
そんな狙って笑えねぇ!
と顔を赤くして答える実弥を見て
嬉しそうに笑う。
「また私が贈り物貰っちゃった。」
幸せすぎて溶けそうだよぉ。
と、へらへらしながら抱きついてくる。
もうこれ我慢する必要無いんじゃ…。と
一瞬頭をよぎるが、それは想いが通じてからだ。
と何とか邪念をしまいこむ。