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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第19章 新しい階級




実『…。(やべェな…流石にムラついてきた。)』

いい香りがして暖かくて、
少し成長した身体は一部分だけ
明らかに前より柔らかい。

「ねぇ、さねみん。」
実『……なんだァ?』


「此処に来てくれてありがとう。
ずっと、どうしてるのかなぁて思ってて、
心配で会いたくて…それで本当に嬉しいの。」

そう言いながら
少し恥ずかしそうに頬を染める。

好いている女にそんな事を言われ
同じ布団で自分の腕の中。

クラクラするほど不純な衝動に駆られるが、
こいつは純粋な気持ちしかないんだ。と
何とか頭を振りこちらも素直に伝えてやる。


実『…俺も会いたかった…。
けど、強くなる為に此処へ来た。
よろしくなァ、。』

「うん!あのね。
だから実弥にもお祝いあげたいの。」

実『お祝い?』

なんの事だ?と首を傾げると
少し気まずそうに目を逸らし
チラチラとこちらを見ながら話し出す。


「此処に来たお祝い。
あ、あの…私が贈り物…だよ?////」

実『……あ…ぁあ!?/////
(どういう意図で言ってんだこいつ!)』


そう言うは実は義慈に
悪知恵を吹き込まれていた。

実弥が湯浴みに行っている時、
突然来たからお返しも何も用意してない
と義慈に相談したところ、
私が贈り物だって言ってみろよ。と
言われ なるほど何かしてあげれば良いのか
とまんまと乗せられ今に至る。

義慈は朝に顔を合わせた時でも
想定していたのだろう。

まさか、こんなタイミングで
言い放つとは思っていなかったはずだ。

ある意味タイミングはバッチリだが
ある意味では最悪だ。


「さねみん何かして欲しい事ない?」


追い打ちをかけるように
そんな言葉を投げかけられる。

上目遣いで見つめながらそんな事を言われ
グワングワンと脳が揺れる錯覚をするほど
理性が刺激される。


実『…な、何って……あのなァ…。
俺を殺す気なのかァ…お前はァ…。////』

戸惑いながらも何とか
それはダメだと遠回しに断る。

「うーんやっぱり、嬉しくないよね。
物とか用意してないから、
何かお返し出来たらなって………。」


やっぱり私じゃだめかぁ。
また何か考えるから待っててっ!!
と少し気まずそうに笑う。

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