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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第19章 新しい階級




柚『優しすぎるのが弱点だけど。
僕は天元君には変わらないで欲しいんだよな。』


飛んで行った天元にかけよる
3人を見つめながら
柚樹は困った様に眉を下げて笑った。


柚『あら?
あっちはあっちで一騎打ちですか。』

目線の先には
実弥としのぶ 義慈とカナエ が
それぞれ向き合っている。

柚『義慈とカナエは因縁の対決だからねぇ。
見物するのも捨てがた……おっと!!』


ヒョイッと避けるがズズっと
音を立てて行冥の攻撃が詰め寄ってくる。


槇『うおおおおぉ!!!』
杏『やぁああああっ!!!!』

悲『…くっ!!(2人相手は流石にきついな。)』

どうやらそれは柚樹を狙った訳ではないらしく
攻撃は最大の防御と言わんばかりの
最早捨て身とも取れる猛攻に押されて
少しづつ後ろへと行冥が下がっていたため
自然と柚樹に近寄ってしまったためだった。



槇 杏『不知火っ!!』
悲『……っ!!(この子供も呼吸が使えるのか!?)』

同時に間合いに詰め込む2人に
一旦防御のみに徹して何とか耐えるが
包み込むような攻防一体の攻撃は
ピタリと止まってしまった。


槇『舐め腐るな。俺も柱だ、意地がある。』
杏『俺は未熟だが!!根性なら負けんっ!!』

そう言う2人の構える姿は
気迫と容姿が獅子のように見える。
よく似た2人に少し笑いそうになるが
行冥も目の色を変えて真っ直ぐ向き合う。


悲『……あぁ…こんなにも…優秀な者達と…
手合わせできるのだ……俺も本気で行こう!!』


そう言うと同時に技を放ち
さっきとは比べ物にならないほど
激しい攻防戦が始まる。


「いやー熱いね。かっこいいなぁ。
……。私も、混ざりたいっっ!!」


遠目でも分かるその攻防に
関心しつつもうずうずとする。


柚『うーん、もう目の前の相手に夢中だし
ここは水を刺さないでおこうかな。』

柚樹はそう言うと真っ直ぐの方に
駆け出して行く。

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