【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第19章 新しい階級
宇『くそっ!!(悲鳴嶋さんの攻撃範囲内に
追いやろうとしてるのか!!!)』
自分だけバラける事が出来たが、
残りの3人はグイグイと柚樹の攻撃を
防ぎながら行冥の攻撃範囲へと追いやられる。
ちょうど避けられ後退していく様に
柚樹はワザと加減しているのだろ。
雛『……っ。(3人相手にこれ!?)』
ま『…須磨っ!!』
須『………ぅわあっ!!!』
柚『…!!(やりすぎましたか!)』
手加減しているとはいえ、
素早すぎる斬撃に須磨がバランスを崩す。
運悪くまもなく行冥の攻撃範囲。
このままでは悪い体制で突っ込んでしまい
怪我をしてしまう。
柚『……須磨さんっ!!!』
攻撃の手を止め駆け寄るも
間に合うか微妙な所だ。
雛『……やばいっ!!』
ま『…届かないっ!!!!』
柚『落ち着いて体制を立て直しなさいっ!』
間に合わないとそれぞれ須磨に
駆け寄りながらも諦めかける。
須磨は倒れはしないものの
フラフラとバランスが取れず
どんどん後退していく。
須『…っ、わ!!へ??』
宇『本当にそそっかしいなぁお前は。』
行冥の攻撃範囲ギリギリ手前で
結構、戻って来てしまった天元が
須磨を抱えて手前へ運ぶ。
須『天元様ーっ!!』
ま『…天元様…。(戻ってきてくれたの?)』
雛『…よかった。(守ってくれたんですね。)』
宇『おらお前ら!!気合い入れろ!
柚樹さんは派手に怖いからな!!』
ニカリと笑いながら3人の前へ立つ。
どうやらこのまま嫁たちを守りつつ
柚樹と戦うつもりらしい。
雛『でも作戦がっ!!』
ま『そうですよ!勝たなくちゃ!』
須『こ、今度はちゃんと出来ますから!』
不安気にそう言う3人は
失敗したら見捨てられるとでも
思っているのだろう、自分達は気にするなと
必死で共闘を断る。
宇『派手にバカだなぁ。良いか?
俺は命の優先順位をハッキリ決めてる。
まず1番にお前達 そのあと堅気の人間
3番目が俺だ。』
雛『…?(1番はさんじゃないの?)』
ま『…。(私達は守らなくて良いのに。)』
須『…ん?(よく分かんない順番ですね。)』
言い渡された命の順位に3人は首を傾げる。
しかし忘れてはいけない
今は争奪戦の真っ最中。
横から柚樹の斬撃が
天元に向かって襲いかかる。