第19章 新しい階級

柚『実弥くん？…しまらないので
そろそろ言ってくださいな。』

実『ぅ”……。やっぱり……その。』

柚『…………実弥くん？』

実『わ、分かりましたよ！！/////
おい！…っっ！！！/////』

「ん？なに？」

名前を呼んだくせに
顔を赤くして目を逸らして何も言わない。

「…さねみん？どうしたのよ。」

実『…あ、ぁぁ…あの、おめでとう。
これから俺もここで一緒に鍛錬する…
事になった。………だからそのだな…////』

「それはとっても嬉しいけど…。
どうしたの？」

何やらはっきりしない様子に
そう問いかけると深いため息を着いて
ガっとの肩を掴み
赤くなりながらも何とか目を合わせる。



実『…お…俺が…お前への贈り物だァ…/////』


何かのエロ漫画で
女が言ってた気もするそんな台詞。
会話の流れから柚樹が仕組んだんだろう。

推しのそんな姿に感極まりふるふると
また震えだす。


「そんな可愛い事言うと…
ほ、本当に貰っちゃうよ？/////」

実『なら…かまわねェ.////』

「ど、ドキドキして苦しいっ！！/////」

実『ははっ！何バカ言ってんだよ。』
「その、笑い方！グッときた、もう1回！」

実『あぁ！？/////』


2人は仲睦まじい様子で
楽しそうにじゃれ合っている。

それは誰の目から見ても、
どうみても デキてる と思わせるそれだ。

明らかに違うの様子に
微笑ましく見ていた周りも、
多少戸惑いを見せ始める。