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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第18章 師範たちの過去




義『けど 桐生 は柚樹の父さんの
名でもあるからな、俺達はそれを
捨てないことにしたんだ。』

柚『父は、父だけは、
本当に尊敬出来る優しい人でしたから。』

義『…けどたまに思っちまうんだ。
お前が俺と合わなければ。
こんな事になんなかったのになって。』

柚『またそれですか?
ほんとに頭が足りませんね、貴方は!!』

そう言って義慈の耳を引っ張る。
何度もそんなやり取りをしてるんだろう。
何だかんだ柚樹に説得され2人して笑い合う。


「私、2人に会ってすぐに
きっと2人はお互いが生きる意味なんだろう
って思ったんですよ。」

そんな2人を見てそう伝えると
柚樹があの時か、と思い出す。

柚『強い意味 を聞いてきた時かな?』

義『おー、懐かしいな。
なんかずっと前の事みてぇだ。』

「私の生まれて初めて出来た
強くなる意味はお2人だったんです。」

そう言うと、2人は目を丸くする。
それにクスクス笑うとまた語り出す。


「あの時はまだ
自分の価値分からなかったけど、
2人が天寿を全うできるようにって
強くなろうと思ったんです。」


これは今の私を作ってくれた
お2人へのお礼です!!!!


そう言って小刀を取り出したは
しだれ桜の木に駆け寄って小刀を地面に突き刺す。


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