【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第18章 師範たちの過去
柚『そんなに怒ってくれるんですね。
、ありがとうね。』
義『、ごめんな。
怒ってくれてありがとな。』
日の元に出たお陰か、
一瞬殺気が弱まったタイミングで
言葉をかけてやると風船が萎むように
みるみる禍々しい物が消えていく。
柚『ごめんなさい。
びっくりしたよね?こんな所…。
連れてこなきゃ良かったね。』
ハッといつもの目に戻った
の前には血塗れの2人。
「2人とも血が…っ。」
義『ちょっと切れただけだから、
気にするな、そうだ甘味処でも行くか?』
柚『有名な飴細工屋さんも
近くにあるんですよ?行きましょう?』
そう言って何事も無かったかのように
優しく微笑む2人。
しかしその傷はどう見ても深い。
「……ちょっと失礼します。」
その2人を見てムスッとすると
袖口から簪を取り出す。
柚『簪?』
義『………おい、何するんだ?』
「修行の成果です。見ててください。」
そう言って2人を座らせて
頭の上で簪を数回降る。
すると、ピンクと白の光の粒が
パラパラと2人に降り注ぐ。
何とも幻想的な光に2人は
ボーッとそれを見つめると、
小さな声で 「癒者微笑み…。」 と
の優しい声が響く
柚『綺麗ですねぇ。
昼間なのに、こんなによく見える。』
義『なんかすげぇ、暖かいな。』
光達は2人の傷口にふよふよと
寄り添うようにくっつくと吸い込まれて
消えていく。
消えていった所から傷がスっと
消えていく。何とも不思議だ。
柚『あらまぁ、あんな深かったのに。』
義『何ともねぇだろうな!?』
「何ともないからやったんです。
やっぱり!!傷深かったんじゃないですか!」
そう言って ごめんなさい。と
頭を下げると2人に撫でられた。
その優しさに感謝しながら、
少しオドオドと謝罪を述べる。