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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第17章 それぞれの鍛錬




穴を掘るという動作は物凄く全身を使う。
土の重さも、相まってとてもよい鍛錬になる。

距離を目盛りなしで工夫して測ることで
自分と相手の間合いを取るときの目安になる。

そして、自分で順番を構成して進める
ことは戦略を練る事にも繋がる。


「うーん、今回のMVPは
ある意味杏寿郎なのよねぇ。」

結果完成に1番近いのは明らかに杏寿郎だ。

測り方が分からないからと止まることなく、
大まかに掘り進めると言う発想も悪くない。

皆を巻き込むの戦略のうち。
これがもしも戦略なら文句なしだが。


「この前、心理学っぽい本読んでたのよね。
杏寿郎…………。どっちだろう?」

わざとなら相当な策士だぞ…。
違うことを祈りたいがそうならば成長だし
何とも複雑な心境だ。




杏『たかが穴掘りと!!思っていたがっ!
キツイなこれはっ!!!!』

宇『穴掘りは全身運動だからな…っ。
おら、真っ直ぐ掘れよ?曲がってる。』

し『もう、ここを先に完成させません?
どちらにせよ私と宇髄さんのは
時間的にも体力的にも…っ。
…間に合いません。』

宇『2人が同着ビリならどうなるんだ?』

杏『の事だ!!
協力した方が褒めてくれるのでは無いか?』

宇 し『『確かに一理ある……。』』

宇『どの道間に合わねぇ。
せめて1つでも完成させよう。』

杏『うむ!そうしよう!!』

し『わかりました!!』


そう言って3人で掘り進める。
間もなく夕暮れ思ったよりキツイ作業だが
急げは間に合わなくもない。

完成させようと
一丸になって掘り進める姿は
理想の仲間像だ。

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