【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第3章 幼い風との武者修行
そんな可愛らしいやり取りを見て
気を良くした店主は嫁を呼び耳打ちをした。
店『頼めるか?』
嫁『…ええ。もちろんですよ。』
うーんと、真剣に選んでいたが
やっと1つの着物を手に取った。
「お兄さん!これにします!!
奥で着ていってもいいですか?」
店『あぁ。かまわんよ。
ほら坊主こっち来い!』
ちょいちょいっと手招きされた実弥は
大人しくそれについて行く。
『…おじゃまします。』
「あの、私もお借りしたいのですが。」
店『おお、そしたら嫁に案内してもらえ!紗良!』
紗『はいはい、聞こえていますよ、ご案内します。
あ、これ先程お願いされていたものです。』
お重箱ほどの大きさの箱を店主に渡したお嫁さんは
の手を引き奥へと連れていった。
店『おい、坊主。とっとと着替えちまえ!
良いもんやるから!』
『……。いい物?ですか?』
実弥は首を傾げたが
待たせる訳にもいかないので
そそくさと、着替えを始めた。