【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第17章 それぞれの鍛錬
□穴を掘る
し『この図面は…古墳?いえ
掘ってあるのだから違いますか…』
杏『うむ…落とし穴か?』
宇『歩兵郷だよ。
見回りの兵士が隠れる穴。
通常より派手にバカでかいけどな。』
の用意した図面を見ながら
3人それぞれ思考を巡らせる。
「今日はね、穴堀りしてもらうよ。」
ちなみに天元正解っ!と褒めてやれば
嬉しそうにはにかむ。
宇『にしても、派手にでけぇ。』
「実際使うんじゃなくて
穴掘る訓練だから大きくしたの。」
これから場所も移動して
それぞれ夕暮れまでに、
どこまで完成させられるか
競いあってもらうからね!
そう言うと男二人はキラキラと目を輝かせ
しのぶはしょぼんと肩を落とす。
杏『競走か!!良いなぁ!!』
宇『審査基準はなんだ?速さか?』
し『…ちょっと自信ありません。』
そんな様子をみて
しのぶの肩をすれ違いざまに叩き
先頭を走り出しす。
「じゃ、目的地向かいながら
説明して行くから着いてきて!」
杏 し 宇『『『はい!』』』
を先頭に走る4人。
天元に教わった陣形を崩さないように
ランダムに動くについて行くのは
なかなか骨が折れる。
杏『そのデカい包みはなんだ!?』
「これは、今日、皆が使う物!!」
宇『なるほど選択式か。』
「そう。総合的に見て天元が少し
有利かもねぇ。1番はしのぶだけど。」
し『私…ですか?』
そう言うと目を丸くしのぶに
ニコリと微笑んでやる。
走行しているうちに目的地へと着く。